居延海は內(nèi)蒙古自治區(qū)西部阿拉善(アラシャン)のゴビ砂漠の奧地にあり、祁連山に水源のある黒河の流れによってできた大きな湖沼である。河西回廊(黃河の西から、南は祁連山脈にいたる長(zhǎng)さ1200キロ、幅100キロのベルト地帯)の農(nóng)業(yè)開(kāi)発による大量の用水が原因で、居延海の東西両側(cè)の湖が相次いで涸れてしまっていた。
中國(guó)水利部は2000年から黒河流域の水量を調(diào)節(jié)し、下流の長(zhǎng)年涸れていた砂漠の內(nèi)陸湖沼に6年連続で導(dǎo)水した。このため、居延海には再び生気が現(xiàn)れるようになった。11月中旬まで今年3回目の調(diào)水プロジェクトが終わり、居延海の水面面積は38.5平方キロになり、貯水量は4720萬(wàn)立方メートルに達(dá)し、800日間以上も渇水現(xiàn)象が見(jiàn)られなかった。
居延海周辺で新たに成長(zhǎng)する胡楊の木
現(xiàn)在、居延海一帯に生息している鳥(niǎo)類(lèi)は10種類(lèi)以上に回復(fù)している

居延海に流れ込む黒河の流れ

居延海付近の胡楊林でラクダを引いて歩いている農(nóng)民
長(zhǎng)年水渇れしていた臺(tái)特瑪(タイトマ)湖、居延海周辺の胡楊林は蘇えりつつある。
「チャイナネット」2006/11/24