國務(wù)院法制弁公室の宋大涵副主任と中國銀行業(yè)監(jiān)督管理委員會の王兆星主席助理は16日、國務(wù)院新聞弁公室での記者會見で、「中華人民共和國外資系銀行管理條例」に関する説明を行った。
説明によると、このほど行われた修訂作業(yè)を経て、同條例は中國の対外開放の承諾を全面的に履行するものとなった。同條例の規(guī)定では、申請書の提出からさかのぼって3年間中國域內(nèi)で業(yè)務(wù)を行い、2年連続で黒字を出し、かつその他の條件を満たした外資系銀行に対し、企業(yè)向け人民元業(yè)務(wù)と中國域內(nèi)での個人向け人民元業(yè)務(wù)の取扱いを認(rèn)めるとしている。つまり中國は、中國で登録を行った外資系銀行に全面的に人民元業(yè)務(wù)を開放する方針であり、外資行は今後、個人の預(yù)金を無制限に集められるほか、銀行カード業(yè)務(wù)も取り扱えるようになる。監(jiān)督管理については、國內(nèi)資本行と外資行とで基準(zhǔn)を統(tǒng)一する。たとえば外資行とその支店における登録資本金や運転資金の基準(zhǔn)を國內(nèi)行と一致させる。また外資行が預(yù)金金利や貸付金金利、各種の手?jǐn)?shù)料の比率、預(yù)金の支払準(zhǔn)備金の額などを定める際には、國內(nèi)行?外資行統(tǒng)一の法律?法規(guī)に基づくとするなどして、外資行に原則として國內(nèi)行と同一の待遇を與える。
「人民網(wǎng)日本語版」2006年11月17日
