中國の東北三省東部13の市(州)はこのほど、遼寧省の丹東市で東北東部経済ベルト地帯の構(gòu)築を促進(jìn)する會(huì)議を開いた。
東北三省東部には、通化、白山、延辺、吉林、牡丹江、七臺(tái)山、鷄西、鶴崗、チャムス、雙鴨山、本溪、撫順、丹東など13の市(州)が含まれ、総面積は28萬平方キロ、人口は2000萬余りで、東北地域の主な食糧、石炭、木材、鉄鋼基地でもある。13の市(州)は山あり川ありで、距離的にも近く、経済面においても密接な関係がある。今では、どのように辺境地域の優(yōu)位性を発揮して、対外開放の加速を通じて発展を促進(jìn)するかという大きな課題に直面していることもあり、13の市(州)は地域経済協(xié)力の面で確固とした基礎(chǔ)を備えるに至っている。2004年には、國務(wù)院東北振興弁公室、鉄道部及び遼寧、吉林両省は共同で東北東部の鉄道敷設(shè)プロジェクトの取り決めに調(diào)印した。この鉄道は中ロ、中朝の辺境地域に沿って延び、東北三省東部を貫通するもので、東北東部経済の発展の紐帯となり、東北東部経済ベルト地帯の形成と発展を促進(jìn)することができる。
東北東部経済ベルト地帯の構(gòu)築は2005年に丹東市によって発起され、一年余りのフィージビリティー?スタディーを通じてようやく本格的な推進(jìn)段階に入り、東北東部13の市(州)が共同で地域経済協(xié)力を模索する発展戦略となるようになった。13の市(州)は秘書長連席會(huì)制度を定めて、定期的に會(huì)議を開き、関連問題を解決したり、「東北東部地域工商連地域経済協(xié)力理事會(huì)」を創(chuàng)設(shè)したりして、目覚しい成果をあげた。同時(shí)に、いかにして13の市(州)の鉄道と港灣、通関窓口の一體化を目指し、物流集散能力、輸出入加工、國際商業(yè)貿(mào)易観光機(jī)能を強(qiáng)めるのか、いかにして投資、貿(mào)易、科學(xué)技術(shù)と観光のプラットフォームを作り上げるのかといった問題の解決も順調(diào)に進(jìn)んでいる。すでに正式の協(xié)力契約11件を結(jié)んでおり、金額は18億元にのぼる。
東北三省は、東北東部経済ベルト地帯構(gòu)築をそれぞれ省の「第11次5カ年計(jì)畫」に組み入れている。交通部が立件したプロジェクトの東北東部鉄道の一部區(qū)間の敷設(shè)も逐次著工されている。
「チャイナネット」2006年9月5日
