中國衛(wèi)生部は、このほど北京で開かれた醫(yī)療設備調達情報発表會で、醫(yī)療設備技術評価?調達許可制を導入することを明らかにした。今後、醫(yī)療機関の醫(yī)療設備の使用狀況が適時に評価され、評価の結果が社會に公表されることになった。衛(wèi)生部はこれを通じて、今年と來年の二年間で政府が醫(yī)療設備、醫(yī)療用資材の調達において、全面的な入札募集を行い、各クラスの病院の不必要な高価な醫(yī)學検査?治療設備の導入を制限し、醫(yī)療?衛(wèi)生資源の浪費を抑え、病院の「診療費が高すぎる」という狀況の改善を目指す方針である。
これまでに、全國各地の衛(wèi)生部門は管轄地の病院で使用される高価な醫(yī)療用資材のみに対して、入札募集を実施してきた。
異なった規(guī)模、クラスの醫(yī)療機関は、今後相応の醫(yī)療設備配置規(guī)定が定める範囲內で、政府の集中入札募集を通じて、一定數(shù)のCT、MRI、ペースメーカーなどの醫(yī)療設備を導入することになる。衛(wèi)生部の規(guī)定では、衛(wèi)生部の技術評価を経ていない醫(yī)療設備は、集中入札募集に參加することも、醫(yī)療機関で使用されることもできなくなる。
衛(wèi)生部計畫財務司の何錦國副司長は、醫(yī)療機器の集中調達は屬地管理の原則のもとで、各省、直轄市クラスの衛(wèi)生部門によって実施され、今後、公立醫(yī)療機関は必ず醫(yī)療機器の集中調達に參加しなければならないとしている。今後は、醫(yī)療設備への技術評価が日常的に行われ、技術評価の結果は各クラスの公立病院の醫(yī)療設備配置基準および各地、各クラスの人民政府の醫(yī)療機器集中入札募集のよりどころとなる。
なお、「第11次五カ年計畫」期の政府が重點的にサポートする醫(yī)療?衛(wèi)生プロジェクト、新規(guī)購入醫(yī)療設備への計畫資金投下額は67.71億元となっている。
「チャイナネット」2006年8月2日
