第10期全國(guó)人民代表大會(huì)第2回會(huì)議の2日目にあたる6日、外交部の李肇星部長(zhǎng)が國(guó)際情勢(shì)と中國(guó)の外交政策について記者會(huì)見(jiàn)を行い、日本の東京新聞の記者が「両國(guó)首脳の相互訪問(wèn)と靖國(guó)神社參拝を始めとする歴史問(wèn)題」に関して外交部の見(jiàn)解を質(zhì)した。
―― 中日関係についてお聞きしたい。ほぼ2年半の間、両國(guó)間には首脳の相互訪問(wèn)が行われていない。これには歴史問(wèn)題、靖國(guó)神社問(wèn)題があると理解している。こうした狀況で、首脳訪問(wèn)はいつ可能になるのか？今年または來(lái)年前後に、相互訪問(wèn)が行われる可能性はあるか？また、最近になり中國(guó)の一部の學(xué)者から、いわゆる「対日関係の新思考」や外交革命の類の意見(jiàn)が出されている。こうした新しい対日観に対し、中國(guó)外交部はどのような立場(chǎng)を取るか？
中日関係の大きな流れは良好だ。両國(guó)間の各分野での交流および協(xié)力はたゆまず前進(jìn)しており、昨年の2國(guó)間貿(mào)易額は1335億ドル、人員の往來(lái)は300萬(wàn)人に達(dá)した。地域および國(guó)際分野での協(xié)力も強(qiáng)化されている。両國(guó)が北京での6カ國(guó)協(xié)議に參加したこともその一例だし、昨年の新型肺炎（SARS）との戦いにおいて中國(guó)に最大の物質(zhì)的援助を行ったのは、日本政府および日本國(guó)民だった。
現(xiàn)在非常に際立っている問(wèn)題は、第2次世界大戦のA級(jí)戦犯14人が祀られている神社を日本の指導(dǎo)者が參拝していることだ。これはアジアおよび中國(guó)人民の心を深く傷つけるものであり、絶対に受け入れることはできない。今日の日本の指導(dǎo)者が相手の身になってわが心を自省し、誠(chéng)意を見(jiàn)せることができるよう希望する。過(guò)去の歴史問(wèn)題を再び自分への重荷にしてはならない。歴史を鑑とし、教訓(xùn)とし、各國(guó)と平和共存し、互いに対等に接する決心をしなければならない。こうしてはじめて、日本國(guó)民の長(zhǎng)期的な利益とも合致するのだ。
中日両國(guó)の人民には、2千年間の友好的往來(lái)の歴史がある。近代には、日本軍國(guó)主義による中國(guó)侵略の歴史もあった。正面から見(jiàn)ようと裏面から見(jiàn)ようと、子々孫々にわたる中日友好関係を発展させるには、「歴史を鑑として未來(lái)に向かう」姿勢(shì)を堅(jiān)持しなければならない。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2004年3月7日
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