中國共産黨中央委員會(huì)は22日の第10期全國代表大會(huì)（全人代）常務(wù)委員會(huì)第6回會(huì)議で、憲法一部改正案の提案理由の説明を行った。全人代常務(wù)委員會(huì)は今後、法定の手続きに従い、同委員會(huì)案に基づく憲法改正案を第10期全人代第2回會(huì)議に上程する。中央委員會(huì)憲法一部改正案の全文は次の通り。
（１）憲法序文第7段落の「マルクス?レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論の指導(dǎo)のもと」を「マルクス?レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、『3つの代表』という重要な思想の指導(dǎo)のもと」に改正。「中國の特色ある社會(huì)主義建設(shè)の路線に沿って（沿著建設(shè)有中國特色社會(huì)主義的道路）」の「有」の字を削除、「中國の特色ある社會(huì)主義の路線に沿って（沿著建設(shè)中國特色社會(huì)主義道路）」に改正。「工業(yè)、農(nóng)業(yè)、國防、科學(xué)技術(shù)の現(xiàn)代化を一歩ずつ実現(xiàn)する」の後に「物質(zhì)文明、政治文明、精神文明のバランスの取れた発展を推進(jìn)する」の一句を加える。改正後の同段落の全文は次の通り。
中國の新民主主義革命の勝利、社會(huì)主義事業(yè)の成果は、中國共産黨による中國の各民族人民の指導(dǎo)、マルクス?レーニン主義、毛沢東思想の指導(dǎo)のもとでの真理の堅(jiān)持や誤りの是正、多くの困難や障害に打ち勝つことによって勝ち取られたものだ。わが國は長期にわたって社會(huì)主義の初級(jí)段階に置かれる。國の根本任務(wù)は、中國の特色ある社會(huì)主義建設(shè)の路線に沿った社會(huì)主義現(xiàn)代化建設(shè)に力を集中することである。中國の各民族人民は中國共産黨の指導(dǎo)、マルクス?レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論と「3つの代表」という重要な思想の指導(dǎo)のもと、人民民主獨(dú)裁を堅(jiān)持し、社會(huì)主義の路線を堅(jiān)持し、改革開放を堅(jiān)持し、社會(huì)主義の諸制度をたえず改善し、社會(huì)主義市場経済を発展させ、社會(huì)主義民主を発展させ、社會(huì)主義法制度を健全化し、自力更生を進(jìn)め、刻苦奮闘し、工業(yè)、農(nóng)業(yè)、國防、科學(xué)技術(shù)の現(xiàn)代化を一歩ずつ実現(xiàn)し、物質(zhì)文明、政治文明、精神文明のバランスの取れた発展を推進(jìn)し、わが國を富強(qiáng)、民主、文明の社會(huì)主義國家に築き上げることを目指す。
（２）憲法序文第10段落第2文「長期にわたる革命および建設(shè)の過程で、中國共産黨の指導(dǎo)により、すべての社會(huì)主義労働者、社會(huì)主義を擁護(hù)する愛國者、祖國の統(tǒng)一を擁護(hù)する愛國者など各民主黨派および人民団體が參加する愛國統(tǒng)一戦線がすでに結(jié)成されている。この統(tǒng)一戦線を引き続き強(qiáng)化し発展させていく」を「長期にわたる革命および建設(shè)の過程で、中國共産黨の指導(dǎo)により、すべての社會(huì)主義労働者、社會(huì)主義事業(yè)の建設(shè)者、社會(huì)主義を擁護(hù)する愛國者、祖國の統(tǒng)一を擁護(hù)する愛國者など各民主黨派および人民団體が參加する愛國統(tǒng)一戦線がすでに結(jié)成されている。この統(tǒng)一戦線を引き続き強(qiáng)化し発展していく」に改正する。
（３）憲法第10條第3項(xiàng)「國は公共の利益の必要に応じ、法律の規(guī)定によって土地収用を行うことができる」を「國は公共の利益の必要に応じ、法律の規(guī)定による土地の収用や利用を行うことができ、補(bǔ)償を與える」に改める。
（４）憲法第11條第2項(xiàng)「國は個(gè)人経営、私営経済の合法的権利や利益を保護(hù)する。國は個(gè)人経営、私営経済の指導(dǎo)、監(jiān)督、管理を行う」を「國家は個(gè)體経済、私営経済など非公有制経済の合法的な権利や利益を保護(hù)する。國は非公有制経済の発展を奨勵(lì)、支持、指導(dǎo)し、非公有制経済に対し法に基づいて監(jiān)督、管理を行う」に改める。
（５）憲法第13條の「國は公民の合法的な収入、預(yù)貯金、住宅その他の合法的財(cái)産の所有権を保護(hù)する」「國は法律に基づき公民の私有財(cái)産継承権を保護(hù)する」を、「公民の合法的私有財(cái)産は侵害されない」「國は法律の規(guī)定に基づき公民の私有財(cái)産権およびその継承権を保護(hù)する」「國は公共の利益の必要に応じ、法律の規(guī)定によって公民の私有財(cái)産の収用や利用を行い、補(bǔ)償をあたえる」に改める。
（６）憲法第14條に第4項(xiàng)「國は健全かつ経済の発展水準(zhǔn)にふさわしい社會(huì)保障制度を構(gòu)築する」を加える。
（７）憲法第33條に第3項(xiàng)「國は人権を尊重、保護(hù)する」を加える。
（８）憲法59條第1項(xiàng)「全國人民代表大會(huì)は、省、自治區(qū)、直轄市、軍隊(duì)から選出された代表で組織する。各少數(shù)民族に適切な定員の代表を割り當(dāng)てる」を「全國人民代表大會(huì)は、省、自治區(qū)、直轄市、特別行政區(qū)、軍隊(duì)から選出された代表で組織する。各少數(shù)民族に適切な定員の代表を割り當(dāng)てる」に改正する。
（９）憲法第67條「全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の職権」第20項(xiàng)「全國または各省、自治區(qū)、直轄市の戒厳狀態(tài)を決定する」を「全國または各省、自治區(qū)、直轄市の非常事態(tài)に入ったことを決定する」に改正する。
（１０）憲法第80條「中華人民共和國主席は全國人民代表大會(huì)の決定および全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の決定に基づき、法律の公布、國務(wù)院総理、副総理、國務(wù)委員、各部部長、各委員會(huì)主任、審計(jì)長、秘書長の任免、國家勲章や栄譽(yù)稱號(hào)の授與、特赦令の公布、戒厳令の公布、宣戦布告、動(dòng)員令の公布を行う」を「中華人民共和國主席は全國人民代表大會(huì)の決定および全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の決定に基づき、法律の公布、國務(wù)院総理、副総理、國務(wù)委員、各部部長、各委員會(huì)主任、審計(jì)長、秘書長の任免、國家勲章や栄譽(yù)稱號(hào)の授與、特赦令の公布、非常事態(tài)宣言、宣戦布告、動(dòng)員令の公布を行う」に改正する。
（１１）憲法第81條「中華人民共和國主席は中華人民共和國を代表して、外國使節(jié)を受け入れる。全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の決定に基づき、在外全権代表の派遣、召還を行い、他國と締結(jié)した條約および重要協(xié)定の批準(zhǔn)、廃止を行う」を「中華人民共和國主席は中華人民共和國を代表し、國事行為を行い、外國使節(jié)を受け入れる。全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の決定に基づき、在外全権代表の派遣、召還を行い、他國と締結(jié)した條約および重要協(xié)定を批準(zhǔn)、廃止を行う」に改正する。
（１２）憲法第89條「國務(wù)院の職権」第16項(xiàng)「省、自治區(qū)、直轄市の範(fàn)囲內(nèi)の戒厳令を決定する」を「法律の規(guī)定に基づき、省、自治區(qū)、直轄市の範(fàn)囲內(nèi)が非常事態(tài)に入ったことを決定する」に改正する。
（１３）憲法98條「省、直轄市、県、市、市管轄區(qū)の人民代表大會(huì)の各任期は5年とする。郷、民族郷、鎮(zhèn)の人民代表大會(huì)の各任期は3年とする」を「地方各級(jí)人民代表大會(huì)の各任期は5年とする」に改正する。
（１４）憲法第4章の章名「國旗、國章、首都」を「國旗、國歌、國章、首都」に改正。第136條に第２項(xiàng)「中華人民共和國國歌は『義勇軍進(jìn)行曲』とする」を加える。
「人民網(wǎng)日本語版」2003年12月24日
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